「感謝の正拳突き一日一万回」を我々がやるべきではない理由

自分のものごとの学び方パターンを洗い出してみた。

  1. 関連する内容の本を4,5冊借りる or 買う ( 借りるほうがよし。もしくは本屋で立ち見

  2. 目次とおおよその内容、わかりやすさ、感覚的に読みやすそうな本を選ぶ

  3. 網羅性・ジャンルの幅を注意している

  4. 大量の本を見るメリットは、その分野の全体像をパッと手軽につかめるからである。目次や流し見だけでも多くのことが得られる

3.真剣に取り組む本を決めてそれを読む。適宜他の本も参考にしたり、ネットで調べたりする

  • ネット情報ではなく本であることの重要性
  • 情報が体系化して書いてある
  • 基本的な型を身につけられる
  • 参考文献などの幅が広がる

一番重要な点

  • その分野のプロが確かなソースに基づいて書いている
  • 要点を簡潔に理解できる
  • 断片的情報に惑わされたり混乱しない
  • 基礎的なレベルの難しい内容でもきちんと書いてあるので、きちんと取り組んでいれば上辺だけの理解で終わらない。応用性も高まる。

多読や速読と異なり、多くの情報をスキミングするという点が大事だと思う。

  • ネットに親しんでいるほうがそういった能力は身についているかもしれない

  • しかし「まとめサイト」とかニュースサイトとかで満足しちゃう系の人は、やはり取り組み方が身についていないのではないかと思う。

  • コピペ精神もあかん

上記のメソッドは基本的に高等教育を通して培われる。

なので、文系理系関係なく、「役に立つ」のはこういった「方法序説」である 知識の内容の役に立つかどうかは、時代の趨勢によって決まる。しかし本当に重要なのデカルトの説くような方法序説である。

方法序説 (岩波文庫)

方法序説 (岩波文庫)

 理系だから、文系だから、というのではなく、そもそもの根本的な方法をきちんと訓練するという意味で高等教育は重要なのである。学術的批判精神・創造行為を身につけるにもこれは重要である。

ハンターハンターという漫画で、ネテロ会長が苦悩の末に「1日1万回の正拳突き」をする修行をしているシーンがある。 しかしこれはネテロのようなあらゆる武術に精通したものがやるべきことであって、アマチュアのやることではない。

効果のわからない「感謝の正拳突き一日一万回」みたいな訓練は誰もがやらなくていい。

なので、そういったものから堕している場合、特に金だけ払えばいいみたいな状態は当然望ましくない。

  • 企業の採用者側からしても、どいつがきちんとできてどいつがダメなのかわからない苦労があるので、「学歴フィルター」などをしてしまうのである。