SF小説『幼年期の始まり』(Childhood's Begin) 設定

SF小説『幼年期の始まり』(Childhood's Begin)

「神は死んだ」

と思われていた。

が。神は昼寝をしていただけだった

22XX年

突如神は起きた

「よぉ人間ども?最近どうしてんだよ?モーセとかキリストとかムハンマドとかに言いつけ守ってんの??」

何も言えず、人類は太平洋上に現れた巨大飛行物体に核攻撃を開始した。

「いってぇぇええ!!なにこれ!!?こんないってえ武器お前ら持ってたっけ??あ??マジふざけんなよ!!殺すぞ!!」

アメリカ・ロシア・中国・欧州連合大統領は殺された。

これが後に言われる。「NEON GENESIS(新・創世記)」
の始まりであった。

N.G. 0年 各国首脳の死亡
N.G 10年 国際紛争による人類大量死

そしてN.G. 15年

死者は蘇り始めるのであった。

 

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サンクチュアリ
 太平洋上浮かんでいる神の要塞。本陣。
サンクチュアリは本来地球上ではなく全宇宙の中心となる。
しかし、目覚めた神は地球に拠点を移し居座り続けている。サンクチュアリは常に宇宙の八方にも通信を送っており、秩序の維持活動を行っている。

・神域聖戦部隊
 太平洋上浮かんでいる神の要塞、サンクチュアリを守っている部隊。聖書においては天使と言われた者達。しかしその風貌は天使と言うにはあまりに醜く、悪魔に近い。近づくものを毒気によって倒し、さらに感染力のある毒を放つ。神の血を飲み、その偉力を受け継いでいるために各種の神通力を持つ。
サンクチュアリの近辺に配備される部隊は最も忠実で強力である。

・神域の堕天使達(Fallen Angels)
神の血を飲むことで「自我」の片鱗を持ってしまった天使達の一部は神に疑いを持ってしまう。そのような者達はサンクチュアリから追い出され、また脱出した。彼らを神域の堕天使と呼ぶ。
堕天使は神のいぬ数千年の間眠りについており、地球上、銀河系の各地で化石として存在していた。半存在・半霊体である彼らは霊的媒介によって再び現れることができ、彼らを呼び出した人間に一部
忠誠を誓っている。

・真実の使徒達(Children of Men)
 キリスト教史に描かれる使徒の霊体昇華した者達。彼らは神を殺すことを企て、神をさらに高次の倫理性を持つ存在へと進化させることを目論んでいる

・神域奪還戦線(ヒジュラ
 人類によって結成された地下組織。神域に侵入し神のちからの源泉となる秘宝を奪うことで神域を手に入れようとしている。彼らは研究に寄って神の血の疑似合成物を生成することに成功し、人間を「半天使化」することができる。

 

・呻く死人(Moans)
 神の力によって蘇った死人達。
生前に強い怨念、または神への忠誠を誓った人間たちが特に強く蘇る。
彼は人間の言葉を話さず、呻き声、唸り声によって意思疎通をはかる。一部のMoanはラテン語、古代語を話すがそれはコミュニケーションには使われてはいない。
 神に敵対するものを容赦なく殺戮する。筋力・跳躍力は人間の数倍あり、オリンピック選手すら歯がたたない。銃火器にも痛みを感じず、頭を潰されてもしばらくは動き続ける。

神が現れて後、このMoansによって殺された人間が最も多い。