ウォーキング・デッド シーズン6見終わった

ウォーキング・デッド」もかなり極まってきた。
 
ジーザス、救世主、エゼキエル
 
そういう聖書的モチーフキャラが出て来るし
 
死者が蘇り人肉を食らう、黙示録的な世界観の中で因果応報の法則が存在するような描き方もしている。
 
すでに世界が完全に崩壊し道徳も存在しなくなった世界観の中で、聖書的モチーフが多様されるのも一種の劇的な演出として面白い。
 
残虐描写、殺人描写の多さはアメリカのドラマの中でも異常・最高峰のレベルだ。死体描写などは日本のテレビでは放映できない。
 
 不殺を誓った人間がその善行のカルマによって因果応報を受け救いを受けるというストーリーも神話的であるし、大量殺戮をしてしまった主人公が残虐な報いを受けるというのもこれはどこかしら蓋然性がある
 
ジーザスというキャラが身軽なトリックスター的に描かれる当たりも好き。顔面まさにジーザスって感じの白人なのです。
 
それにしても、これはだいぶメンタルを消費する物語だと思う。
 
来週から始まるシーズン7は見よう。