暗号通貨と自由
ゲームプレイ用に買ったグラフィックボードで仮想通貨のマイニングも始めた。
久しぶりにやっている
Zcashという匿名性の高い謎のコインがあり、それがそこそこ掘れるらしいからやってる。
いま1コイン単位で2万円くらいになっている
最近のここらへんの話題はついていけてないので頑張って勉強しないといけない。
匿名技術というのは今の世界で重要なテーマになっていて、もちろんそれは政治的な背景を強く持っている。
プライバシーの権利を侵害することが堂々と行われている事実があらわになってきて、保安のために個人の自由を侵犯しているところだ。
ビットコインや暗号通貨技術の大きな特性は、その匿名化技術にある。または、単純に言えば、現代ではAmazonで買ったものはそのデータを調べれば政府が簡単にわかってしまう
送金購入手段、履歴データを政府が抑えるということは何を意味するか?
これは経済的自由の侵害である
ミルトン・フリードマンはその著書『資本主義と自由』の中で、経済的な自由権の喪失は政治的自由を失うことになると述べ、共産主義勢力を攻撃した。
それと同じことが、いま「資本主義国家」で行われようとしている。ポスト資本主義国家は監視をベースにした経済的な不自由、個人の思想や活動への過大な干渉、政府による恣意的な制裁。つまり権力の乱用という事態に至っている。
経済的自由<=> 政治的自由 <=>思想・言論の自由 <=>内心の自由 <=> プライバシーの権利
などと複雑に相互は絡み合っていると考えている。
- 作者: ミルトン・フリードマン,村井章子
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 2008/04/17
- メディア: 単行本
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