やる気 メモ
やる気
対になる言葉:無気力
1. 学習性無気力
学習性無力感(
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AD%A6%E7%BF%92%E6%80%A7%E7%84%A1%E5%8A%9B%E6%84%9F
)
心理学者のマーティン・セリグマンが、1960年代にリチャード・ソロモンの元で学生生活をしていた時期に思いつき、それ以来10年間近くの研究をもとに発表した。抵抗や回避の困難なストレスと抑圧の下に置かれた犬は、その状況から「何をしても意味がない」ということを学習し、逃れようとする努力すら行わなくなるというものである。
治療
セリグマンらは、学習性無力感における「反応しても無駄であるという信念」を変える方法に認知行動療法を挙げている[11]。人間で効果が確認されている方法は、自尊心を回復したり、随伴性を示したり、失敗は別の理由で起こったと説明し励ましたりすることである。
2. モチベーション理論
モチベーション理論とは?やる気を高めるための理論を徹底解説 | BizHint HR(人事の悩みにヒントを届けるニュースサイト)
主に生産性向上を意図した研究などがある。動機(モチベーション)はどのようにして発揮されるのか?についての心理学
・業務の見える化(課題とタスクを可視化する)
・人間関係を元にしてやる気を出させる
・自己実現欲求を掻き立てる
・低次の欲求を満たすことで高次の欲求を引き出す(マズロー)
・「成長」を実感できる
・権力欲求、親和欲求、回避欲求
内部的要因(自己実現、目標)と外部的要因(金銭、人間関係、権力・親和などの欲求)が絡み合って「やる気」が形成される
3. ルーク・スカイウォーカーの無気力の心理
『スター・ウォーズ 最後のジェダイ』におけるルーク・スカイウォーカーは無気力状態に陥っていた。学習性無力に近いものかもしれない。フォースから心を閉ざし、ひきこもりになっている。(旧作で霊体化して実質無限に生きれるヨーダやオビ-ワンの霊体との会話すら拒否していたようだ。フォースを使わなくなれば会話もできなくなる設定)
ジェダイを育成していたルークだが、弟子のベン・ソロ(のちのカイロ・レン)がダークサイドに落ちてしまったのを止められなかった。むしろルーク自身に多大な落ち度があった。それによって自分への信頼を失い、ベン・ソロとも向き合うことができなくなった。
そもそもこの銀河系の ダークサイド VS ライト・サイド = シス VS ジェダイという謎の二項対立の歴史自体を誤りだと拒否した。ヨーダ自体も結局は暗黒面を生み出す要因として機能してしまったし、ジェダイも結局はその傲慢さを含め反感を買い、全滅してしまった。もはやこの銀河にはダークサイドも、ライトサイドも必要ない。ジェダイなるものも滅んでしまった方がいいのではないか?
結論としては、レイの存在とその天性の才能とかによって、誰も光と闇は常に存在し止められないものなのだという初歩的な理解に戻る。カイロ・レンに対する過ちも自らが精算しなければいけないということを本格的に理解するに至った。
ここの無気力 => 復活の流れについては上記の一般的なモチベーション理論の中に当てはめられるものがあるのか疑問であるが、自己効力感の変動と見れるかもしれない。
自己効力感(セルフエフィカシー)の意味とは?尺度と高める方法 | BizHint HR(人事の悩みにヒントを届けるニュースサイト)