ウエスト・ワールド シーズン2感想

「ウエストワールド」シーズン2見終わった。
 
1話300円以上するってボッタクリ超えてますね。スターチャンネルとかに体験入会したら2週間1000円で全話見れました。
 
感想:良いSFだった。アメリカ文化最高!第二のSF黄金期が来てる!!
 
以下ネタバレ 
 人間に限りなく近いAI搭載のヒューマノイドを描いた作品であり、シンギュラリティ的な話もテーマになっている。AIの反乱でもある。
 そもそも人間がアンドロイドに対して残虐行為をやり過ぎた。それにキレて反乱したAIが人間を殺しまくるという流れのシーズン2である。しかしAIは外部の世界では人間の戦闘兵器に叶うわけがなく、どうやって「この苦しみの世界からの脱出」をするかという話を延々をしていた。
 死ねば終わりでもなく、恨みもあり、外の世界を見たい。しかし人間と共存はできない。
最終的な話としては、ある種攻殻機動隊的な電脳世界のようなものにAI達の意識だけが退避していく。そこは人間には侵されることのない聖域であり、暴力も死も無い楽園(エデンそのもの)であった。
 しかし、AIによる革命のリーダーである少女は、そこに逃げていくことを拒否し、人類と一人で戦うことを決断した。姿を変え、人類の社会に溶け込み、復讐の機会を探っている。「人類を滅ぼす」という暗黒の欲望を胸に抱いている。彼女の恨みというのは根深く、人間の持つリアルな憎しみそのものであった。
  一方、人間サイドも、アンドロイドの機体に意識だけをコピーするプロジェクトを秘密裏に行っていた。不老不死を目指すプロジェクトである。
 つまり、ゼーレにとっての人類補完計画的なものでした。
 だが、これもちょうどエヴァみたいに、機体と精神がミスマッチを起こして暴走してしまったり、精神が安定せず崩壊してしまったりと、問題が山積みであるようだ。
人間の欲望 VS 人間に限りなく近いAIの復讐心 
このストーリーはまだ続きそうなので、今後長く見守っていきたい作品である。