映画「ブラック・クランズマン」

どーも、ちゃーりーです。
アカデミー作品賞は「グリーン・ブック」という黒人と白人コンビの話でした。
そしてこちら
筆者が観たのは、スパイク・リー監督の「ブラック・クランズマン」です。
 
 
(「マルコムX」という作人がスパイク・リーでは有名です)
これはアカデミー脚色賞を受賞。これも白人と黒人のコンビです。
- KKKへの潜入捜査を通して見えてくる人種差別団体の真実とは?
- そして現代にもつながる黒人の扱いの問題
- 有色人種なのでアジア人にも関係はあります。
 黒人警官役には「マルコムX」のデンゼル・ワシントンの息子であるジョンソン・ワシントンが、ユダヤ人警官役にはスターウォーズなどで有名なアダム・ドライバーが演じています。
 白人至上主義団体は肌が白ければ良いのではなく、ユダヤ人は排除対象にしています。そのため、潜入捜査でもユダヤ人ないこのの証明のため、割礼*1していないかの確認を強要されるシーンがあり、観ていてハラハラしました。
 
KKKメンバー個々人は「良い人」かもしれないが、団体としてやることはレイシズム、そして、殺人でした。トランプが「彼らの中には良い人もいる」という発言をしたことも反感を呼んだようです
 
良い人であるからと言って、集まっている組織活動が正しいどころか悪になってしまうこともある。これは一つのジレンマとしてどの組織にも言えることだと思います。
 

*1:陰茎の皮を生まれたときに一部切除するユダヤの慣習