2019-08-07から1日間の記事一覧

『双極性障害【第2版】』加藤忠史著

6月に出版されたばかりの本(表題)を読んだ。 著者は理化学研究所で第一線で研究をされている研究者である。 その分様々な最新論文にも目を通しているようで、薬効についての様々なデータを熟知している印象だった。臨床現場では忙しく処方がちゃんとされ…

『サピエンス全史(上)』ユヴァル・ノア・ハラリ著

ネアンデルタール人とホモ・サピエンスの決定的な違いは「虚構」を共有できる能力の差だったという仮説。 虚構:ムラ、国、宗教など 虚構なしには、ネアンデルタール人は150人ほどの集団を作ることが限界だったという研究データがある。 つまり、ホモ・サ…