<スキあらば自分語りと電通の人の話>

<スキあらば自分語りと電通の人の話>

大学:在学中に発症した鬱で1年休学
大学院:鬱で2年くらい休学

という踏んだり蹴ったりで、大学院卒業したのが2013年。
その後も踏んだり蹴ったりなので、基本的にまともな人生歩んでない。

ただ、人に恵まれたので大学院は卒業させてもらえ、いまとなっては感謝している。(が、もはや大学も院も研究室飲み会とかには一切行っていない)

とはいえ、正直何もやる気が起きない状態が長くありひきこもりも長かったので、一般的な就労形態(正社員等)が身体的精神的に無理とかがある。(まあ環境による)

なので、電通の自殺した人。こういう挫折もなくて当たり前に無理をする習慣が合った人ってのは、いざという時自分を追い詰めるしかなくて、可哀想だと思った。

一度鬱とかで、完全に自分の制御不能な病に陥っている人間は、自分のもろさとか、逃げることの大事さとかを知っていると思う。逃げないことで結局自分の精神も身体も悪化するのだから。

エリートコースの人が簡単に社畜化する。その現象ね。

あと、論点として、今回の件、パワハラ・セクハラは法的な責任があるだろうけど、個人の裁量が委ねられてる労働時間は自分でコントロールできない人にも責任はあると思う。これは労働契約において奴隷制を採用していないし、いつでも逃げる権利は確保されている。
なので裁判でそれが違法であることにはならないのではないか?

問題は、仕事はだれでもいつでも辞めたり無理なら変えたり、っていう当たり前のことができていない日本のムード、いわゆる「社会の常識」の根底にあるものなのだ。

だから、最終的には、自分の中に深く根付いている規範意識というのをきちんと扱っていかないと、最悪の結果にまで自分を追い込むんです。

なので、いろんな甘え方ができるっていうのを、世の中で提示する人が増えればいいと思う。自分も、鬱とかひきこもりで息詰まって自殺しそうだったので、そういう困ってる人がいたら力になれるようになってみたいなーというのがあります