潰しが効く仕事
つぶしがきく仕事というのがよく言われます。
しかし、世の中の仕事はつぶしがきくためにあるわけではなく、そもそもが分業と特化で成立しているのが現代社会です
必然的に皆が特殊な領域の人間になり、それはそのまま潰しが効かないということになります。
ではなぜスキルを身につけよう!ということになるのか それはまだのその分野で特化することが時代遅れではないからだと思います。言い換えれば、まだその産業は活きてる。
衰退する産業のスキルをハイレベルに身につけることがあまり意味がないのはわかるでしょう。
人文系が最たるものです。出版不況でボロボロです
産業がなくなるなら、そこの特殊適応はつぶしがきかない
だから、まあつぶしがきくかどうかは、たぶんその関連産業が今後数十年衰退しないで、スキルを活かす仕事先が
比較的恵まれている分野、ということになるのではないかと思います。
介護、医療も、そういう意味では需要が安定していて、潰しが効くと言えるんだと思います。公務員とか、潰しが 効くかどうかは役所とか政府の財政とかによってはどっちとも言えるような気がします。 転職市場が小さいという意味では潰しが効きにくいのかも。
IT系はよくわかりませんが、ここ20年位の変化は100年分以上の産業変化だと私は捉えています。インターネット以前以降、コンピューター以前以降で、人間の生活、消費、労働のあり方が急激に変化し、この変化は100年に一度起こるかどうかということです。 ですから、市場として未知で、なにが潰しが効くかはわからないとも思えます。
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